経済生活実感とずれる株高進行
日本のGDPはドイツに抜かれ、インドも迫る。ドイツに抜かれた抜かれたと。テレビでやってるのかな?なんですけど、ちょっと違う視点からということで。23年10〜12月期、23年全体はもうドイツに抜かれたようなので。
内閣府が2月15日に公表した2023年10月から12月期のGDP統計。実質GDPは前期比-0.1%、前期比年率-0.4%と予想外に下振れした。2四半期連続でのマイナス成長となった。事前予想の平均値は前期比年率プラス2点、前期比年率プラス1.2%程度だった。
2024/2/15 日経新聞
事前予想と実際の数字が結構乖離してるな、これは…
プラス1.2予想がマイナス0.4なんで、アメリカのようなガチの数字かな。
今までは今までっていうか、結構頻繁に相場やってた時はジリジリ数字が漏れてて、そんなに乖離なかったんですけど、これちょっと乖離あるぞという感じですね。
最近、相場・デイトレートをやってないので、どんな感じかちょっと把握してない部分もあるんですけど、これはちょっと意外な数字が出てきてますよっていうことですよね。でも株は強いですよねっていう感じですけど。
それにしてもマイナス成長なら、これは利上げを見送る口実にもなりますよ。まぁいまいちちょっと経済良くないんでって言えますよね。
利上げを見送れば見送るほど、対米ドルが安い150円台つけてきてるんで、進んでっていうお話ですよ。
これは続くとは思うんですけど、あの低金利傾向ね。
これは続きそうですよ。
マイナス金利を4月あたりに解除するかどうかっていうようなお話。
で、2023年全体ではドイツが実質でプラス1.9%、名目プラス5.7%。
名目というのは物価を考慮していない数値、実質は物価を調整済みのものです。
で、ドル建て換算でドイツに抜かれてるんですよ。
この大きな理由は円安だからということですね。だいたい2000億ドル強くらい、これ抜かれたっていうことになってます。
為替も130円くらいなら再逆転じゃないかな?
しかし、今は130円なんて結構遠くに見える…
で、
もう2年後じゃないですか。
IMFが言ってるんですけど、インドが日本を上回る可能性ありということですね。
これを抜かれると、世界第5位に転落。
長らく2位にいましたけどね。2008年ぐらいまでかな。中国に抜かれた。
中国はね人口10倍なんで、しょうがない部分もあると思うんですけど。
中国に抜かれ、ドイツ。ただしドイツは日本より人口が少ないですよ。
日本は1億2千数百万人いますが、ドイツは8千万人ぐらいです。
いかにこの生産性の低さということになってくるのかなってことですよね。ただしこれは国全体としてのGDPです。
日本はやっぱり1億人以上の人がいる国ってそんなにないので、その1億人以上のパワーを持って高度成長をやってきたんですけど、いよいよここに来て遅れてきた。
で、
一人当たりGDPで見るともう日本なんて30位ぐらい。ひょっとしたら30位よりもうちょっと下かな。
それぐらい落ちてしまっているので、一人当たりだと、もうG7のメンバーに残れるのかと。日本なんてG7残ってたらダメじゃんっていうお隣の国言ってますよ、韓国。
代わりに韓国入れたら、みたいなのが一部そういう声も出てるぐらいですよ。
っていうのも、2000年ですよ。西暦2000年。
この時は日本は世界第2位だったんですよ。一人当たりGDP。それからわずか20数年で30位とかまで落ちましたよ。
これは大変なことです。歴史的に見て、これぐらい転落した国って歴史上にもあるのかなってふと思ったりもしてますよ。
40代以上ぐらいの人は覚えてないですかね。
経済は一流とかって言ってましたよ。政治は三流とかって言ってたけど、これは到底一流ではないなという気がしますよね。
あ、経済の方ですよ。政治は三流ですよ。前から三流。今はもう三流どころじゃないかもしれないです。
二世議員、三世議員、四世議員までいるのかな。いっぱいそういう人たちがいて、で、選挙の心配もないし、地盤はそのまま引き継がれるし、みたいな。
古くからの議員一家、国会議員一族のような。
そんな感じですよね。でも、自民党をはじめとしますけど、この野党にまともな人がいたらいいんですけど、極端な考えの人たちがいます。目立ちます。
まだそれよりかはマシかと思うような、これは困ったことかなぁと。
これ経済なんとかしないと、まあでも株は上がってきたし。
っていう感じでね。遅れて、株が先、経済は後で遅れてついてくることが多いぞと。
株が上がってきたのでそちらに希望を持ちましょう。
それでは。