総務省が12日公表した2023年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1億2435万2000人で、前年同月に比べ9万5000人減少した。マイナスは13年連続。
日本人は83万7000人減の1億2119万3000人で、比較可能な1950年以降で過去最大の落ち込みだった。
共同
少子高齢化で人口減社会。
これがかなり進んでますよ、っていうこの記事です。
後期高齢者について
総人口の年齢別で、後期高齢者となる年齢は75歳以上ですからね。
75歳以上から後期高齢者、特に健康保険などの社会保険に影響してきますよ。
これは団塊の世代が2022年あたりから後期高齢者と言われている年齢層に加わり始めています。
団塊の世代というのは大体昭和22年から24年ぐらいの生まれの方々ですよ。
この75歳が増え始めて初めて、75歳以上の人々ははじめて2000万人を超えてますよ。
その代わりに0から14歳は32万9000人減っています。
1417万人なので、75歳以上よりも0から14歳の方が、3割ぐらい少なくなってますよ。
次は15歳から64歳、これは「生産年齢人口」と言われる年齢の帯のところですよ。
これも25万6000人減って7395万2000人で、割合としては59.5%ということになってますよ。去年からちょっとだけ上がってますけどね。
もうちょっと詳しく見ていくと、2015年比ですよ。
8年前と比べて、2015年0から4歳の人口は500万人います。
でも、2023年は400万人ほどになってます。
わずか8年間で100万人減ってますからね。
赤ちゃん幼児、この将来の日本を担っていく子どもたち、日本の宝が100万人減ってますよ。
15歳未満、これ全部2015と2023の比較で行くんですけど、15歳未満も200万人近く減ってるかな。180万人ぐらい減ってるかな、っていう感じですよ。
一方、75歳以上ですね。
これは日本の人口のうち2000万人超えましたってさっき言いました。
370万人ぐらい増えてますからね。
75歳以上ですよ。
75歳超えると統計的に医療費が75歳未満までの4倍ぐらいに増えるっていう風に言われてる年齢ですよ。
後期高齢者の年齢は75歳ぐらいまでは割と人間普通の人は割と元気だけど、そこから先病院行きがちになって、最後病院で亡くなるという年齢ですから。
とはいえ75歳過ぎてもだいたい10年以上は生きますから、普通に。
女性ならもう20年近く生きるかな、75歳の元気な方は。
各年齢別構成
他にも、日本で一番多い年齢、これは1歳刻みの年齢ですけど、一番多いのは50歳、202万人います。
202万人ですよ、生まれたんじゃなくて、「現時点でいる」っていうことですよ。
50歳で200万人いて、0歳75万人ですから、もうはっきり言って3分の1近くっていうことですよ。
20年経ったら、今の50歳が70歳。
年金を受給している年齢です。
で、
この75万人しかいない0歳が20歳ぐらいになって支えていくことになります。
3分の1しかいないんですよ。
これが日本で今起こっていることです。
ちなみに50歳が202万人いて、0歳児75万人って言いました。
75歳も多いです。
あるいは74歳、75歳、これは団塊の世代です。
それぞれにほぼ200万人、この74歳、75歳がいます。
200万人、産まれたんじゃなくて現状で200万人存在するということです。
産まれたのは270万人ぐらいです。
今はこの50歳が200万人います。
だから75歳の団塊世代を何とか支えられます。
今から日本で起こりそうなこと
でも、今から20年経つと、厳しいじゃないでしょうか?
今の50歳は産まれた人数も多い世代ですよ。
これが70歳になって、今の70歳ぐらいだとそんなに人数は減らないでしょう。
今の0歳児は75万人。
今年とか来年生まれはさらに減っていく予想があります。
3分の1しかいない人たちがもう支えられるのか、ということになると、おそらくこのままではもう無理ですよ。
制度的にはなどなどいろいろ言ってきましたけど、この人口動態はもう何回も再三言ってますけど一番予測しやすい未来なんで、じゃあどうなるのっていうと、もうテクノロジーの方にシフトしていくっていうのも一つの手なんで、
自動化とかAIとかですよ。
結局自動化して機械に稼いでもらって、50歳のあるいはそれよりも、その近い世代です。
AIも含めて機械に働いてもらって豊かになったらいいんじゃないかなと個人的に思います。
なので、より働かずに収益が上がるようなそういうものを作る会社がいいんじゃないかなということです。
その一つが半導体ですよ、やっぱり。
で、
少ない人員で人間しかできないようなことをやる、こうなりそうですけどね。
もうこうならざるを得ないというか、若年世代は高齢世代の3分の1しかいませんから。
そうならざるを得ないということですよ。
これから生まれてくる子供たちが、今幼い子供たちとかも少ないので。
効率を上げられるものを作っている会社に注目です。
ということで、終わっていってみましょう。本日もじゃあ本日もご静聴どうもありがとうございました。