これを最初見た時、冗張かと思ったんですけど、どうやら本当のようですよ。
少子化による需要減少
王子ホールディングスは25日、子会社の王子ネピアが手掛ける日本国内向けの子供用紙おむつ事業を9月に終了し、大人用紙おむつ事業を拡大していくと発表した。日本では出生率が記録的な低水準となる一方で急速に高齢化が進み、経営方針を転換する企業が出てきている。こうした動きに王子ホールディングスが新たに加わった。
BBC
ここにある通り、子供用のおむつはやめますか?というお話。
どこかが作らないといけないんで、どこかは作るでしょう。
ユニチャームとかも作りますよということで。
出生数の劇的な減少
これは1900年代以降。
まあ少子化なんですけれども、去年かな?去年は日本での出生数が75万人台でした。
日本で生まれた子供の数です。
75万人と言ってもピンと来ないかもしれません…
ピンと来ないというのは比較対象がないと、分かりにくいですよね。
去年の出生数の75万人、段階の世代は270万人生まれてるんで、要は何分の1だ?みたいな風に減少しています。
3分の1ではもう効かないので、4分の1近くになってますよっていうことですね。
これが年々、しかもかなりのペースで減り続けていますよ。
100万人1年間で生まれる子供の数が割ってきたのは、これ数年前のお話なんで、もう75万人とかって言ってるんで、もう2割以上下がってますよね。
注:1950年以降の出生数の統計で初めて2016年に100万人を割り込みました。
しかもこれはおそらく今年も下がりそうですよ。
1900年代以降で最低の出生数ですよね。
1900年以降ですね。
かつての出生数
1970年代には200万人生まれてましたけど、もう一回言います。
これが75万人ですよ。
おそらく今年70万人ぐらいになるかなっていうお話。
それによってこの紙おむつの数も当然減りますよね。
紙おむつ需要のピーク
2000年、2001年かな?
ピークは2001年。
紙おむつの数ですよ。
これは7億枚生産してましたけど、王子ホールディングス一社でですよね。
王子。
今や4億枚になってきてますよっていうお話。
大人用がトップに
2011年には日本最大の紙おむつメーカーはユニチャームか。
これが大人用の紙おむつが子供用を上回ったという発表ということですよね。
2011年まで、もう12年以上前かな。
子供用はダメでも大人用は増え続けていってるっていうことですよ。
これは65歳以上の人口が多い日本ですよ。
3割近く。
80歳以上、これは人口の1割を超えてきてますよ。
日本に続く東アジア諸国
日本もトップランナーではありますけど、少子高齢化の東アジア諸国も結構な勢いで後に続いてるんで、香港とかシンガポール、台湾、韓国でも低下して。
韓国はめちゃめちゃ低いですからね。
0.7いくつ台ですよ。
出生率がね。
日本は1.2いくつだったかなっていうぐらいの感じですけど、韓国はここ数十年後には人口10分の1ぐらいになるような勢いで下がってますから。
韓国の出生率 去年0.72 過去最低を更新 8年連続で前年下回る
NHK
韓国では去年1人の女性が産む子どもの数の指標となる出生率が0.72と過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない状況が続いています。
韓国統計庁は、28日の会見で、1人の女性が産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」が、去年、0.72だったと発表しました。
おととしの0.78から0.06ポイント下がって過去最低を更新し、8年連続で前の年を下回りました。
また、去年1年間に生まれた子どもの数も、およそ23万人で過去最低となり、10年前と比べると半分近くまで減少しています。
少子化への対応は?
まあとはいえ日本ですよ。
こう少なくなってきたらどうするかっていうお話ですよね。
あとは東アジア。
中国も減ってますからね。
中国も強烈に減ってきてる。
まあ一時ね、ひとりっ子政策ってやってて、これを緩和して3人までOKとかってなってますけど、そう簡単には増えませんよねっていうお話。
中国の経済危機
不動産バブルは崩壊した。
これは中国のお話ですよ。
景気が悪くなってきてる。
中国は子供がこんなに減ってきてるってね、やっぱり**お金の問題**は大きいと思いますよね。
教育費、学習塾代とかめちゃくちゃかかると。
韓国なんて月に何十万もかけてますよみたいな記事、何週間か前ぐらいに読んだような気がしますけど、そういうものがありますよ。
教育費の負担
日本も当然そうですよ。
まあ日本以上に韓国はお金かかる。
お金がかかるので、これは中国も一緒ですよね。
子供にお金がかかるので独裁国家ですよ。
塾禁止ってあの主席が言ってますよね。
塾禁止ってマジかっていうお話ですけど、お金かかるから塾禁止みたいなそんなお話ですよね。
おむつメーカーへの衝撃
まあ大人用紙おむつの方がメインの商材になってくるかとおむつメーカーにとっても、これはまさかのちょっと考えてもなかったことなんでしょう。
ボクも今回はちょっとびっくりしたなぁということで、今回もありがとうございました。