大幅利下げを過信
主要な株価指数が最高値更新を続ける米市場で、1990年代後半の再来をめぐる議論が熱を帯びている。
大幅利上げ後に経済の軟着力を達成した経緯や、革新的な技術を持つテック企業が相場を牽引する構造が現在と重なるからだ。当時は株高が数年続き、ITバブルが弾けた。今回は違うのか。
日経新聞
急速な利上げ
1990年代もやってます。今もやってますよね。今5.25ですよアメリカの政策金利は。
これは2022年の3月から約1年半ぐらいかけて5.25%に。
コロナの時のあれですよね。
経済成長の再加速
これが94年4%ちょっと減速したけどまた盛り返したっていうことですよ。90年代の半ば頃。
今は2021年5.8%経済成長だったんですけど1.9%まで2022年に落ちまして。
これはインフレとかあのウクライナ戦争でいろいろなものが値上がりしたから。
それがちょっと戻してるんですよ、今。これはアメリカの景気ですよね。
株高
ご承知の通り株が上がってますよ。
テック株中心に上がってる。
90年代半ばも株高が毎年毎年上がっていく感じですよ。
しかも年あたり2割3割と上がっていく感じ。
これは当然90年代半ばもインターネット革命というように言われました。
1995年。生まれてない方はいるかもしれないですけど。
Windows 95からインターネットってこんなことできんの?みたいな。
あのちょっとした衝撃ですよね。電子メールってそうなの?外国へも無料で送れるの?みたいな。
まだまだあのダイヤルアップ接続してた時代ですけどね。
5分10円のテレホタイム。(;'∀')懐かしい…
2020年代
2022年は株がちょっと安かったんですよ。アメリカの株価が前年に比べると2割ほど安くって。
2023年は24%高。
で、
2024年です。今年ですよね。現在までにすでに7%ほど株価が上がってますよっていうことで。
過熱感
PER。株価収益率のことです。
これは1995年は19倍だったんですけど、99年。
1999年ですよ。
これはPERが60倍を超えて上がってきてますよ。
テック株ね。Nasdaqを中心とするハイテク株。
今、2022年は23倍から今や36倍に株価収益率上がってきてますよ。
1995年と1999年
果たしてどちらなの?っていうことですよ。
要は1995年の状態なのか、今は1999年の状態なのか。明けて2000年にITバブルが崩壊してますから。
で、特にNASDAQがドカンと下落に繋がりました。
大きな下落でした。
その時の状況なのか?
いやいや、あのインターネット、ITバブルの入り口ぐらい。
バブルですよね。95年の時の状態とどちらなのか?
アナリストの見解
アナリストによっては、いや、chatGPTみたいなのが出てきたところだから、今はまだ95年の状態ですよというお話。
つまり、しばらくはまだ株価の上昇は続きますよ、と。
FRBの対応
FRBも上手くやって、金利をここから下げていきます。政策金利は5.25%なんで、ここから下げていくというか、下げていく見込みです。
悪くなりそうなら金利を下げて軟着力させますよという見込みが、まあ多くを占めますよ今。
しかも1999年のIT株と比べたら、今実際に収益を上げてますよねっていうお話。
多くの会社で、GAFAMはじめとする、NVIDIAなんかも加わってますよ。
注意すべき点
ただし、やっぱり注意しておかないと、後になってみないとわからないですよねっていうところ。
特にITバブル機能、シスコシステムとか利益が上がってるから大丈夫ってなって、結局株価10分の1に沈みましたよみたいな。
シスコ:赤 Microsoft:青 S&P500:黄色 1995年~2005年
そんなお話なんで、まあ浮かれてわかりも言えませんよね。
まあ確かにこれはその時が来てみないとわかりませんよっていうことで、まあうまくできるかですね。
現在は、歴史的に見て1995年の状態なのか、それとも暴落前の99年なのか?
はたまたどっちっていうことで、まあここから先、僕も当然全くわからない…
節度を持って続けていきたいところです。
それでは。